Astro-note

探索用星読みノート。過去現在未来と限りないホロスコープの宇宙を彷徨います。

獅子座の作家 朝井まかて

獅子座の作家といえば、お誕生日が一緒なトーベ・ヤンソンとか、

大御所で言うとよしもとばななとか。

この頃気になっているのは、朝井まかてとJ.K.ローリング。

よくよく考えたら2人とも、去年からやたら気になっていたのだ。

両方ともTSUTAYAがきっかけだ。

朝井まかてという名前は全く初めて知ったのだ、

平積みされてた『ボタニカ』を年末頃にようやく購入。

そこから芋づる式に『先生のお庭番』『グッドバイ』『朝星夜星』『眩』『落陽』...

歴史小説というジャンルに初めてハマった。

『グッドバイ』の主人公・大浦慶が獅子座で、その後に読んだ『朝星夜星』も『眩』の女主人公もなんだか慶と似ているんだよなぁ、共感できるんだよなぁ、不思議、と思っていたのです。

作家の誕生日は公開されていないものと思ってたんだけど、

「まかて」という名前の由来を調べようと思ったら、出てきました。

どうりで登場人物の女性がみんな獅子座っぽい!

だからと言ってみんながみんな獅子座なわけではなくて、

『ボタニカ』の牧野富太郎は双子座だし、『先生のお庭番』のシーボルト水瓶座、ちょこちょこいろんな作品に登場する坂本龍馬山羊座だ。

なんか、ホロスコープ見ながら書きましたか、って思うくらい、みんな星が表す通りのキャラクターなのだ。

 

でも、作家のホロスコープを見る限り、当然のことながら自分の描きたいものを書く、それがどうした、と言ってくれるような感じ。

歴史は扱いつつ問題を提起するのでもない、紛れもないエンターテインメントだ。

ただまぁ乙女座を持っているから、自身や社会に重ねて気になることが出てくるのかもしれない。

私の場合は植物のことから入っていって、気になってた長崎が舞台として現れ、実際その地に足を運ぶことになった。

長崎でなんと、朝井まかてサイン会もあって...ニアミスだったけど。

で、サイン会のきっかけは新著で、これまた長崎が舞台。

しかも自分では行こうと思ってなかった亀山社中界隈、案内してくれた方が行ってみませんか〜と提案してくれたのも、何かのご縁と訪れた、その場所が出てくるんだもの。

『朝星夜星』はまさに歩いたその辺りで物語が展開されて、デジャビュのようだった。

 

まかてさんと長崎のつながりも気になるところだけど、それはおいといてホロスコープ、だ。

子供の時から物語を書くのが好きだった、とインタビューで語っていたけれど、広告業界の仕事を経て、50歳目前で作家でデビュー。

年齢域の天体・木星と太陽/天王星のスクエアが転機になっているのかなぁ、という雰囲気。

その後、今日まで15年間で23作の小説を発表している。

それが多いのかどうかはわからないけど、海王星と水星のスクエアは、もっと書きたいけど追いつかない、という葛藤を感じさせる。

興味深いのが、水星・金星・土星の3天体が逆行していること。

社会に出る前の、水星・金星期にもたくさんの物語を描いていたんじゃないだろうか?

水星と太陽のある獅子座は、土星と月のある山羊座とインコンジャンクト、広告業界の仕事でもきっとその能力はいかせていたのだろうけれど、本当にやりたいこととは違ったのかもしれない。

山羊座土星はすごく努力してその地位を守り抜くのかもしれないけど、逆行だから、なんか違うなって思ったのかもしれないし、本当の成功とはやっぱり、自分のやりたいことをやる自己実現土星期に入る前にそれを見つけた彼女の人生は、大成功なんだろうなぁって思う。

 

まだ考察が追いつかないけど、乙女座金星の逆行ってどういうことなんだろう?

「フォール」も弱まるのかな?それともさらに強まるのか...??

そこに火星もコンジャンクション

細部にこだわりすぎたり完璧を求めるのが、もっと強くなりそう。

でもその弱点を認めてしまえば、そうじゃないところでの丁度いいポイントを見つけられそうだ。

小説を書くことが好きで好きで仕方ないけど苦しい、みたいな、ハマりすぎた恋愛みたいなところを、物書きの学校で客観的に学んだことで、心地よい着地点を見つけられたのかもしれない。

次の作品も楽しみです。

というかまだ、手元にある『雲上雲下』と『類』が読み終わってない。

『類』はようやくノってきた。『雲上雲下』はちょっと毛色が違うから、タイミングが来たらゆっくり読み進めたらいい。

 

で、J.K.ローリングは言わずもがな「ハリー・ポッター」の著者。

映画は1作目しか観てないんだけど、去年くらいに東京駅のミュージアムでやってた「ハリーポッターと魔法展」が気になってたのや、その頃TSUTAYAで出てたコラボドリンクを買ってみたりとか、テーマパークができるというニュースをたまたま観てたりとか、いろいろと伏線を張られていたのだ。

で、これもたまたまどこかで、ローリング女史が獅子座だというのを目にしていて、極めつきはテレビでハリポタの映画をやってたこと...

もうすぐソラリタだし誕生日プレゼントに、と、全巻大人買いしました。

獅子座のくせになかなか小心者なので、冒険ものはちょっとずつしか読めない...

人間界(マグルの世界)はすらすら読んでいたけど、学校のあたりからヒヤヒヤしっぱなしで、やっと半分を過ぎたところ。

 

というか、今7、8冊をちょっとずつ、つまみ食いするように読みかけている。

そりゃぁ消化不良になるわけだ。

ハリポタはちょっと置いておく、だな。