Astro-note

探索用星読みノート。過去現在未来と限りないホロスコープの宇宙を彷徨います。

2023火星回帰がもうすぐ

2023年春分が明けて3日後、それまで7ヶ月間双子座に滞在していた火星が、蟹座に入ってく。

今回の火星蟹座期は、長い長い双子座期のあとで、たった1ヶ月半しかない。

私にとっては大事な切り替えである火星回帰もあるというのに、

あっっという間に過ぎてしまいそうだ。

まぁ、それまでに7ヶ月も猶予があったのだから、

サイクルをちゃんと意識できてたら今頃準備万端だっただろうに...

というよりも、3年も空を見上げ続けていたのだから、

そろそろ現実に足をつけて動いていく、そんな切り替え時かもしれない。

 

途端にひよる...

 

火星サイクルワークショップに参加したら、立ち向かわなきゃいけない感じがして、めっちゃ恐怖が湧いてきた。

今までの自分だったら、それを見ないように目隠ししたまま進むみたいに、

あるいは恐怖を感じないように息を止めて駆け抜けてしまったかもしれない。

だけどそれじゃぁダメなんだろうなぁという気がものすごくしてる。

怖くてもいい。まずは怖さを認めなくちゃ。

 

占星術を学び始めて「火星サイクル」を意識して3年。

ようやくその感覚が掴めてきたような、そうでもないような...

だって、太陽のサイクルだって螺旋状に成長していくと意識し始めたのも、まだやっと3年なんだもの。

本当に天体を使えるようになるのはまだまだでも、目に見える目標を設定していくことが大切なのだ。

できないことではなくて、できたことを知ることも。。

 

で、前回の火星回帰図を振り返ってみることから。

 

あーこのチャートもだったっけ...

要所要所で天秤座がアセンダントに来るのだ。

それはネイタルがそうだからっていうのもある。

ポイントが重なる時というのは、本来の自分を見つめ直すサイン。

チャートルーラーの金星は、ドラゴンヘッドコンジャンクション

ちょうどこれを書いてる今日、2023年3月24日の金星もドラゴンヘッドコンジャンクション中で、月が経過していく「金星食」が起こる日。

きっとこの時もそんな変容があったのだろうけれど、何せ関係性に依っているチャート。

一見ネイタルとは真逆な偏りだから見落としていた...火星は本来の9ハウスにあるのだ。

土星と150°というきわどさだけど、むしろMCに近づいてる!

占いでも未来の予測でもない、この2年間にあった気づきと照らし合わせてみよう。

月はもっと先へ行きたがってるけど、火星がきっと今の自分の現在地。

 

この2年間の私は、どれだけ他人に依存していたか、どれだけ他者を頼って生きてきたのかを自覚して、自分の力を取り戻さなきゃならなかったんだ。

自分の本音を知り、自己対話できるよう、自分を育て直す時間だったんだ。

次のサイクルには、自立した自分で、再び他者と新しい関係性を作っていけるだろうか。

 

 

火星回帰は、1ヶ月後。

2回ある牡羊座新月の間は旧暦で「閏如月」と呼ぶ不思議な時間...

それまではまだまだこれまでの振り返りと気づきの時間なのかもしれないけど、

蟹座は夢見がち?時が来たらちゃんと夢から醒めなきゃならないよ。

 

と思いながらふと見た金星のサビアンシンボルが双子座11°「体験に基づいた現実主義の新しい道」っていうのだった。ぐうの音も出ません。

ネイタルは乙女座の金星って、蟹座火星と同じく「フォール」の位置。

どっちも夢見がち、理想が高いってことなんだろうな。

もういい加減いろいろ明らめて、地道にやってくしかないんだということ。

でも理屈をできないことの言い訳に使うんじゃなくって、「やってみる」という好奇心とチャレンジ精神が自分の原動力なんだってことも忘れたくない。

 

あと1ヶ月、やれるだけのことを...

 

そうして、次のサイクルは何を目指す??

 

 

わ、なんかいきなり重い...火星ワークショップの時に感じた重さ、そのままなアセンダントと1ハウス。

しかも天体は冥王星だけ地上にあって、下半分に偏ってる。

チャートルーラーは土星魚座にある。大海で沈まないようにするのが精一杯?

ネイタルの5ハウスカスプの手前にあるから、自分の範囲を守るように示されているみたいな。

 

火星は6ハウス、自分を役立てたいという想いのもと突き動かされていくようだけど、牡羊座のキロンとはスクエア。

牡羊座インターセプトしてるし、海王星は1ハウスと2ハウスの境界を溶かすから、自分の本来でないところにまで手を出し過ぎないことだ。

 

火星双子座期でテーマだった「学び直し」が今度はひたすら実践に変わりそうな次のサイクル。

3ハウスは牡牛座ダブルサインで、カスプルーラーの金星は再び、双子座にある。

ここでまた金星のサビアンを読むのは芸がない。

むしろ双子座ルーラーの水星および、水瓶座ルーラーの天王星だ。

牡牛座にあるってことは、金星と水星はミューチュアルリセプション。

ミューチュアル、って言葉を最近よく目に耳にする。

てことは大事なことなんだろうな。「相互性」ということ、そりゃそうだ。

コミュニケーションでもなんでも、一方的では意味がない。

なんだけど、私はそれが一方的だったんだと思う。

受け取るのも学ぶのも発するのも、自分一人のためだけだったり、逆に与える時には一方的に相手に与えて自分と切り離したり。

そうするとエネルギーが循環しないから、自分が世界と切り離されたように感じてどんどん疲弊していく。

そうかそういうことだったのかもしれない。

 

自分という軸に立ちながら、相互にエネルギーが巡っていくような生き方を目指し実践し実感していくのが、次の火星サイクルの目的なんだ。