どうなのよ?っていう疑問。
その出方は人それぞれにせよ、実は定義すらそれぞれだったことに気づく。
セッションでいろんな方の話を聴きながら、時期だって結構曖昧じゃないか?と思い始めていたところ、学び始めた講座で今まで知ってたのと違う定義が飛び出してハッとした。
そうなのだ、そもそも「知っていた」時期であればとっくに終わってるはずなのに、
まだ終わってない気がして、一体いつ抜けるんだろうって気になって囚われてばかりいたのだ。
誰しもやってくるものだと楽観的あるいは客観的になってばかりもいられない。
向き合うことで抜けていけるんじゃないかなぁと淡い期待も抱きつつ。
それぞれの天体のアスペクトのチャートと出来事を照らし合わせつつ、
自分の中に一つの区切りを見出すことが目的。
で、わかる範囲での定義的なものは4つ、これらのチャートをそれぞれ見てくって、
また果てしなく長くなりそうだけど、とりあえず始めてみようか。
まずミドルエイジ・クライシス(ミッドライフ・クライシスとも言う)の定義になる4つのアスペクトと、その時期(私の場合)を見てみる。
【定義その1】冥王星がネイタルとスクエア
2019年2月11日
【定義その2】海王星がネイタルとスクエア
2021年4月26日
2025年4月26日
【定義その4】土星ハーフリターン(1と1/2)
2026年4月7日
この順番って、みなさん大体同じなんでしょうかね??
なんと、ラスボスと思いきや冥王星のが一番最初にやってくる。
でも、動きのゆっくりな冥王星の体感的な影響というのは、概して感じにくいもの。
最初にやってきたとしても、これで終わりではない。
私の場合はずっと生きづらい感じは持ちながら生きてたけど、
この時はもう明らかに今までと違う重苦しさで、
このままじゃやばいって、思い始めてた頃かなぁ。
そこから一年経たず星読みを始めて今に至る。
それ自体がもう、冥王星によってもたらされた変容じゃないか。
なんで今の今まで気づかなかったのか呆れる...
けど、何かに気づくまで絶対に終われない。
その気づきをハッキリさせるための振り返りである。
【01_冥王星がネイタルとスクエア】
ACS牡牛座のチャートルーラー金星。
ネイタルだとASC天秤座だから、金星のあたらしいあり方を見つけていく必要...?
12ハウスには牡牛座の月に、牡羊座の天王星/火星がコンジャンクション。
ここにもネイタルとの共通点。
月が0.16°で、あたらしいサインに入ったばっかりということ、
オーブはネイタルよりもタイトで、しかも火星までそこにある。
トラサタと副支配星との組み合わせがガッツリと月に絡んでくる。
こりゃぁきついわけです。
もう一つのトラサタの海王星と副支配星木星はスクエアでそれぞれのホームにある。
もっと高みへ昇るため、境界を溶かしてすべて受け容れる覚悟を...
天体は社会の側、7から12ハウスにびっしり。
でも、仕事はもう限界だったなぁ。
だから、自分の体や見えない世界へ気持ちが向いて行った。
だけど、それが間違ってるんじゃないか、現実的にならなきゃって、思いながら。
それ、ドラゴンテイル山羊座のせいか。
ヘッドは蟹座3ハウス、コソコソ学んでた。
休みの日に仕事の連絡が来るとキレてた笑。残業もほとんどしなくなってた...
12ハウスの月、もう、とにかく、休みたい...
反対側の6ハウスには天秤座後半度数のパラス/バーテックス/スピカがあって、
月が望んでいるありのままで心地よい自分を、取り戻したくて必死だった。
MC水瓶座、私がちゃんと私を整えて社会復帰した暁には、それこそ善いあり方だと、自分で自分に示せればいいんだ。
冥王星クライシス(略し方...)チャートでは、キロンが牡羊座に入る直前でもあり...
私が牡羊座/火星的なものにどれだけ影響を受けやすかったか気づいたところ。
そして、太陽のすぐ近くにあったリリス、今度は反対側の獅子座にある。
で、チャートルーラーの金星は?
冥王星的な、8ハウスにぽつんと、ノーアスペクトに等しい状態。
...8ハウスとか12ハウスって、南半球にあるのにどこか社会から隔離されてるような、不思議なハウスだよねぇ。
8ハウスはないけど、12ハウス強めだから時々キツイのだ。
ふわふわしたスピリチュアルは嫌いだったけど、地に足つけたスピリチュアルに目醒める必要があったんだ。
その手段として、星読みが現れてくれてよかった。
あぁそうだ、星読みを伝えてくれた人は太陽山羊座の金星ぽい人だったー!
私のネイタル金星は乙女座にあって、同じ地のサインだけどフォール。
それを、山羊座的な現実感覚を伴った価値に、変容させていくこと。
どんなふうに?ここは乙女座金星「ウィジャボード」を使って、
サビアンシンボルで見てみようと思う。
山羊座8°「しあわせそうに歌う家の中の鳥」
現状に満足することで幸せを掴む
山羊座9°「ハープを運ぶ天使」
自然のリズムと同調してハーモニーを奏でる
なるほどなるほど、ちゃんとやってるんじゃん。
というか、やろうとしているんじゃん。
まだできていなくっても、外の世界に憧れたり、
誰かや何かに振り回されることのないように、
今できることを少しずつ、ということを意識できるようになってきた。
まぁまだまだ暴走する時があるけど。
それを着実にできるようになってったら、
自然のリズムに同調できるようになってくんだね。
そして変容のゴールの目安も確認しておきたい。
水瓶座7°「たまごから生まれた子ども」
視野の抽象度を上げて純粋な本質に生まれ変わる・ニュータイプの人
水瓶座8°「美しい衣装を着た蝋人形」
俯瞰的な視野で自分を眺める・インパクトのある人
あえて、〇〇な人、っていう横文字も入れてみた。
自分に持ってない資質...
でも、ドラコニック(龍頭図)で見ると太陽と水星のサインは牡羊座だったり、
ほんとうのほんとうの純粋な性質を思い出したい欲求はずっとある。
でもそれってどんな感覚だろ?
ひとまずはきっと現状、今ここに満足する瞬間を、
一個一個積み重ねてくしかないのだ。
もう一つのゴールの目安をチャートでみるならば、
冥王星がMCの度数に達する2028年2月16日...まだまだ先だわ。
現状確認できたなら過去のチャートは一回手放して、
山羊座的金星を楽しんでいくこととする...
「海王星」に続く。