冥王星山羊座期ってどんな時代だったのだろうかと、ふりかえってみる。
実はまた逆行して山羊座に戻るのだけど(9/2〜11/20)、
その頃は多分また前時代のように忙殺されてるんだろう...
そんなことの繰り返しももう終わりにして新しい時代へ。
で、時を遡って山羊座イングレスチャートへ。
ASC牡牛座でMC水瓶座とは、時代の流れを象徴してるようだね。
2000年のグレートコンジャンクションのサインがASCで、次のサインがMCだなんて、できすぎている...
あるいはそれに囚われすぎているのが、日本。
モノとか経済とか目先のものにこだわってみるけど、元手がないのを必至に自転車操業してるだけで、なかなか拡大しないのだ。
サクシーデントハウス同士でオポジションになっているけど、互いに繋がりを欠いているから循環しないし、何かが噛み合わないまま、人やお金が外に流れていく感じ。
一方メインストリームから外れたところで、新しい何かが次々と動き出す。
天王星ー海王星ミューチュアルリセプションも特徴的というか、今まで通りにいかない時代を感じさせる。
メインのあたふたしてる感じと、そこから離れ一見厭世的に見えるけど、実は社会の光も闇も知ってる人たちの、言うなれば格差。
そのどっちでもない私みたいなのもいれば、差は少なくても階層はたくさんあって、それらがどんどん噛み合わなくなっていくような。
「個が大事」とも言われ続けてたけど、北半球の天体は逆行で月がアイソレート。
必至に個を主張したくても、みんな違いすぎて望む評価を受け取ることはますます難しくなっていく。
でもその土台には、個人が自分自身を肯定し自分はこういう人間である、と認めることや、そう考えている人間だから相手に対しての評価はこう、という正当性や相互理解が必要なのだ。
みんな安心して暮らしたいし幸せを感じたいけど、そもそも少しずつ違うのかもしれないのに、お金だったり地位や名声だったり、同じものを求めてしまうと競争になる。
それぞれが本当に求めているものをちゃんと知ることで、譲り合うことも協力することもできるのに。
まぁそれだって、社会の中で揺さぶられて篩にかけられてようやく、自分に必要なものに気づくものなのかもしれないし、気づかなければ自ずと違う場所から離れていくことになるんだろう。
かくいう私だってようやくそう思えてきた。
5ハウスの月、手強かったな...
本当に価値あるものを見つけ出すのは、まだ遠い道のりなのかもしれないし、ぐるっと一周回ってようやく、足元に見つけ出すことができるのかもしれない。
ASCとDSCがくるっと逆転...なんかすごいバトンタッチ感!
当初は全然読めなかったけど、山羊座チャートふりかえったらしっくりくる。
そりゃそうだ、ASC=蠍座=冥王星。
まず自分じゃないものの価値観を受け入れないことにはスタート地点に立てない。
なんだけど、5-6ハウスステリウム、5ハウス牡羊座太陽+木星とか「自分」を主張せずにいられない。
そして完全な自分でいたい月に、冥王星の洗礼がやってくる...
あるいはDSC上の天王星。社会からの評価を厳しく感じるほど、承認欲求が強い状態なんだろう。まだその先に行くには早い。
蠍座の副支配星は火星。「着火剤」みたいなこの天体は、最初のイングレスの時には8ハウス。双子座での逆行を終えて、第2ステージの蟹座に入っていく直前だった。
冥王星が再び水瓶座に入って約1ヶ月後、火星がコンジャンクションする。
ここでいよいよ「冥王星水瓶座期」らしさが表に出てくるんじゃないかなぁなんて思う。
金星と木星のミューチュアルリセプションがちょっと気になる。
いらなくなった価値観や善の押し付けをしないように、違和感を感じるならば自らのそれを行動によって変容させてくこと。