Astro-note

探索用星読みノート。過去現在未来と限りないホロスコープの宇宙を彷徨います。

水星逆行期に、2023 水星回帰を読んでみる

今日は心理占星術講座のNico 先生の「月イチ勉強会」に参加。

先日、同じくnico先生主宰のタロット講座のモニターをさせてもらって、今日はその時の振り返り検証会だった。

そんで、水星大事だなぁと思った次第。

というか昨年末くらいから水星トレーニングと称して、心理占星術を学び始めたり、チャート読みじゃない星読みワークをやってみたりしてたのだ。

確か太陽山羊座の頃からのこと。

 

で、タロットモニターを依頼したホラリーチャートを見たらば、山羊座満月直前だった...!

まぁ多少は気にしてたかもしてないけど、水星テーマだったなんて完全に無意識だったと思う。

そしてコンサルテーションチャートの月が双子座で、

ディセンダント上に水星。

獅子座の水星は、ぴったりじゃなくても水星回帰と読むんだーと、その場では聞き流していたけど、終わってから調べたくなってきた、ぴったりの水星回帰。

それがこれ。

 

ASC山羊座、まだ水星の課題終わってないわけ。

しかも水曜日という念の入れよう。

どうりで講座の課題が進まないこの1ヶ月。

土星的なゴール設定も課題だなぁと思ってるこの頃。

いつを目安にどんなゴールを設定したらいい?

MC蠍座冥王星は1ハウス中ほどで逆行...

ゴールが見えない、というより近距離でしか見れないのが私の弱点でもある。

あんまり長く設定しようものなら、投げ出してしまう。

でもこの頃ほんとうに思うのは、いろんなことが思ってるよりずっと時間がかかるんだということ。

続けることというのは、細く長く、が大切なのに、すぐに芽が出ないものはダメなんだと、最初から手を出せないこともあれば、諦めてしまうのも早い。

そうしてダメにしてしまった種や芽たちに謝りたい...

厳選し直して、もう一度最初からやり直すのだ。

そういえば庭の植物の場所も入れ替えたいなと思ってて、種を蒔く前に土台からやり直す必要性と同じだなぁ。

今年は雨が少なくて、そういうハプニングにも対応できるようなしっかりした計画を立てなくちゃならない。

でも、完璧主義すぎてもいけない。

全然抜け漏れがあってもいいんだ、むしろ臨機応変に柔軟に対応できる余白をもって。

それには「多様性」が必要で、それは内田樹さんの言葉にも通じる。

小規模でもデザイン性高くなくても、一つ一つが元気に育ってる、多様性のある庭。

いつも花が咲いてなくちゃとか、毎日水をあげなくちゃとかだと疲れちゃう。

もっと引いた目線で全体に調和させる。

今だってほぼ毎週、カフェ用の花(時々葉っぱもの)を収穫できているんだし。

 

思えばキツくなってきたのは乙女座に火星が入った頃から。

ここで土星オポジションなのに、踏ん張ることができずに諦めてしまったことがあって、その罪悪感や自分責めが強く出始めた。

さらに冥王星ー太陽とドラゴンヘッドのTスクエア。

ガクッと落ち込んで、ドラゴンヘッドのある底の方へ堕ちてったのはこういう感じだったのかも。

 

水星は獅子座16°なので、反対側の水瓶座の俯瞰する視点が混ざってくる。

関係性から自己反省の殻に閉じこもってたと思ってたけど、意外な方向から自分を客観視できたことで抜け出せてきた。

それは水星的な、言葉の力。

 

坂口恭平の『継続する力』からヒラリと落ちてきた、

特典ペーパーの呟き。

あぁそうか私のこの状態、鬱なんだ。

「ゆっくりでいい」「でも生活の幅を狭くしない」

なるほどなるほど、ただ休めと言われてもそれができないから苦労してた身としては、いろいろやりつつも焦らなくていいと言われるとなぜかホッとできるという大きな発見。

躁鬱病を「躁鬱人」という人種にまとめ、そうじゃない人を非躁鬱人とすることで、マイノリティとマジョリティをひっくり返しつつ、とりあえず私も躁鬱人だけど孤独じゃない、という安心感を与えられた。

そこから『躁鬱大学』も読んで講義ノートを付けて、視野が狭くなるのを防ぎつつ気を紛らわせてた。

 

ところで水星って言っても、双子座的なのと乙女座的なのと両方あって、今年の初めに意識してたのは双子座的なほう。

で、今は水星が乙女座にあって逆行中。

ってことは、双子座的ほうは置いといて(でも土台として必須)、乙女座的なほうを鍛えて行く必要があるということ。

でもそれってどういうことかなぁ?

チャートでは双子座が5ハウス-6ハウスカスプのダブルサイン、で、やりすぎ感。

対して乙女座は8ハウスにインターセプト

とっかかりは見つけにくいけど、可能性あり。

ちなみに火星が入ってて、パラスもコンジャンクションしてる...火星がとっかかりになる可能性もあり。

3ハウスのカスプ、つまり双子座的なテーマもあり。

そうね、6ハウスは空っぽだけどカスプ双子座だから、手応えなくってもとにかくやり続けるしかない。

それは何も実利的なことでなくていい。

というか、徒手空拳だとしても、未知の方向に答えがあるんじゃないかと思えてならない。

それを求めてるんじゃないかとどこかでわかっていながらも、何もないように見える目的地に向かって行くなんて、怖くても仕方ないじゃないか。

 

なんて、今までだって明確なゴールがあったわけじゃない。

小さくても短距離走でも、これって思うものをひとつひとつコツコツと、自分自身と確認しながら進めればいい。

とっかかりはやっぱり火星/蟹座=月なのかもしれない。

双子座水星的な風の学びも大事だけど、心が動くことを。

それを乙女座的に積み重ね、自分なりの調和を産み出すこと。